花見の場所取りのコツ 上野公園の押さえ方 徹夜に備えた準備は必要?
お花見の時期になると会社などでもお花見宴会をしようという話にもなりますね。「花より団子」といっても桜のきれいな所でお花見したいものです。有名な桜の名所の会場では場所取りが必要となってきますね。
こちらではお花見の場所取りのコツと、上野公園のような激戦区での場所の押さえ方、さらに徹夜をするかどうかとその準備についてお話します。
花見の場所取りのコツ
・会場側のルールがないか
・どの位置がよいか候補を挙げておく
情報収集をしよう
有名なお花見会場で場所取りをする場合、情報収集と下見が必要です。
会社で毎年恒例の場所を決めているのであれば、前年の幹事さんや場所取り担当だった方に話を聞くのがよいでしょう。はじめて行く場合や経験に基づいた情報がない場合、不安な時、ネットで探すなりして情報を集めますよね。
あなたはこのページを見ているのでその段階には来ているということです。情報を集める際おさえておきたいのが、「会場側のルールがないか」ということです。
上野公園の場合、入園自由となっており、何時でも出入りは可能ですが、
23:00~翌5:00は立ち入り禁止とされています。
とはいえ、場所取りの為にこのルールをやぶっている人達が毎年いるのも、ネットでわかってきます。
いわゆるグレーゾーンです。現段階では「会場側でこんなルールがある」ということは頭に入れておきましょう。
下見のポイント
情報を集めても桜マップを見ても、実際に現地で下見をすることで見えてくるものがあります。どこかのドラマで言っていました、「足を使って調べろ」と。
①桜がきれいな場所
下見しなければわからないところですね
②そこで宴会ができるか
人数的なスペースや段差や植え込み、傾斜などを考慮します
③日中なら日陰ができるか、夜ならライトアップされるか
ライトアップが早く消えるのなら近くに外灯があるかも
※上野公園は20:00にぼんぼりが消えます
④トイレは近いか
近すぎてはダメですよ、社員たちからヒンシュクを買います
⑤ゴミ捨て場は近いか
これも近すぎてもダメです
④⑤は場所を把握できる位置の範囲で、という感じです。
トイレは?と聞かれたら「その道を右」みたいにすぐ言える程度の近さ。
このようなポイントをみて、何箇所か候補を挙げておきましょう。スマホなどで撮っておいたり、桜マップなどに記入しておくといいでしょう。
上野公園マップ
花見の場所取り 上野公園の押さえ方
5:00に公園到着後ただひたすらに待つ
例として具体的に超激戦区といわれる上野公園を押さえる方法のご紹介をします。
上野公園では毎年大規模の宴会が開かれ、前日の20:00や21:00(まだ当日の宴会中)には徹夜する場所取り役が現れるほどベストな場所の確保が困難です。上野公園で人気の場所というと噴水広場に続く中央の「桜通り」ですね。
前述したように上野公園では23:00~翌5:00は立ち入り禁止となっています。
先ほどのグレーゾーンの話ですが、徹夜を禁止しているよか徹夜した場合退去を命じるといった決まりごとまでは明記されていません。よって選択肢の中に入れるとすると、
・前日に場所を確保し、その日は帰る。早朝来て集合まで待つ
・早朝来て場所を確保
この3パターンに分かれると思うのですが、実際ルール無視で徹夜した人もいます。徹夜組が恐れているのは無人にした際にブルーシートなどが撤去されることです。朝7:00に大規模な清掃があって、そこで人がいなければ撤去されるという話もあります。
場所取りをめぐるトラブルも以前あったらしいので、徹夜を決めた方からすれば社命で来ていて「場所取りできませんでした」というわけには行かないので、徹夜してそのまま過ごすことにするのでしょう。
徹夜する場合のことは後述しますが、私の意見としては、おすすめもしませんし、やめなさいともいえません。会社を背負ったあなたの判断に委ねます。
ルールを守った上で場所取りするのであれば、23:00までに場所を確保して帰り、5:00に公園に到着して待機というパターンがいいでしょうね。
必ずとは言い切れないのですが、同じようにしている人が多く、この方法だとカラダにも優しいですよね。
上野公園の押さえ方 2人で行って場所もシートも押さえとけ
まず場所取りに行く人数ですが、最低男性2人は必要です。
ブルーシートを敷くときも、朝からただただ待つ時もそうですが、一人ではできることに限界があります。
トイレに行く、昼食を食べるなど無人にした時にトラブルに巻き込まれても対処のしようがありません。必ず2人以上で、できるだけ男性で。
上野公園では宴会は20時までと決められていますので、宴会が終了する20:00頃には下見で候補に挙げた場所に到着しておきましょう。22:00頃にはいい場所はすでに埋まってしまいます。
当日そこで宴会しているグループがいますよね。どうしてもその場所を押さえておきたいのであれば、この時点で行動を起こしましょう。
そのグループのお花見が終わりそうな様子になったら、
「明日この場所でお花見をしたいのですが、後片付けのお手伝いしますので、その後この場所を譲ってくれませんか?」
とお願いします。先方はお花見を終えていますし、たいていの場合は承諾してくれるでしょう。「この場所の桜よかったですか?」などとお話しながら、後片付けを手伝いましょう。
軍手やほうきなど持って行くと便利ですね。
いい場所は他のグループも同様の手法で狙っていることがあるので、恥ずかしがらずに行動して、お早めに場所を確保しておくと意識しましょう。
志として何かお渡しするものを持っていくと印象はいいでしょうね。私のおすすめは個包装されたスイーツ系です。いわゆる別腹ですね。(必ずでなくてもいいです)
場所を空けたらすぐさま自分達のブルーシートを敷きましょう。
地面とブルーシートの間に段ボールを敷くと痛くないのでいいのですが、私としては現段階で敷かずにそのまま敷いておくのをおすすめします。朝露ですぐ濡れてしまうんですよ。
ブルーシートが飛んでいかないようにペグか2リットルのペットボトルなどで固定しておきましょう。
これで場所の確保は完了です。
ブルーシートには目印を
段ボールと大きめの紙に
・宴会の日付け
を書いて目立つように太く大きくわかりやすく書いておきましょう。会社で事前に作成しておいてもいいですね。
紙も段ボールも飛ばされないようにガムテープやペットボトルで固定します。
ブルーシートに直接ガムテープか養生テープで大きく書くという方法もありですね。端から見ると「めんどくさいやつ」感が出て横取りされたり、撤去されるというリスクは減るでしょう
ここまでの作業が終わって仮に21:00だった場合、ここで帰らないようにしましょう。23:00まで何が起こるかわからないので、いったん終了の23:00まではそこにいて過ごすようにしましょう。
4月とはいえ夜は寒いので、寒さ対策を忘れずに。
場所取り役が前夜組と早朝組で分かれるのであれば、位置情報をLINEなどで送るとわかりやすいですよ。
7:00には掃除が入るので早めに到着を
朝7:00に公園の人が清掃を始めます。その時に無人ならブルーシートが撤去されてしまうと言われています。それまでに到着、と言うよりむしろ5:00に到着できるつもりで朝に備えましょう。
あとはただただ待つのみです。暇つぶしができるよう準備しておくといいでしょう。
こちらは次の徹夜組にも通じる所があるので、ご参照ください。
花見の場所取りで徹夜に備えた準備は必要?
上記のようにいったん帰るか会社もしくは社用の車で仮眠をとるか、という方法を推してきました。しかし、確保した場所が何者かによってなくなっているという可能性もゼロとは言い切れません。不安で仕方ない、離れている間に盗られると思ったら寝てもいられないと言う場合には徹夜という方法も致し方ないでしょう。
徹夜の際にまず気をつけたいには寒さ対策ですね、ダウンジャケットなどはもちろん、ニット帽や手袋、ネックウォーマー、ひざ掛けなど小物類を忘れがちです。4月とはいえ冬が終わっただけのまだまだ寒い夜~早朝です。
地面からの冷たい温度も体を冷やしますので、クッションや断熱性のある敷物を持っていくといいでしょう。寒さ対策のものは当日の宴会で女性にも重宝されます。
寝袋も山用でなくても安いものでもないよりは全然違います。段ボールを使いテント代わりにするという方法もあります。
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あとは暇つぶしグッズですが、忘れてならないのは携帯充電器です。使用頻度にもよりますが、当日お花見が始まるまでに連絡が取れないのでは、せっかく苦労して場所取りしていたのにマイナス評価がついてしまいます。
確実に当日宴会までスマホは使えるようにしておきましょう。
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あとは準備次第ですが、2人いるだけで別の暖かい場所で交代で仮眠をとったり、暖かい物をコンビニで買ってきてもらうなどできます。
まとめ
花見の場所取りについて、上野公園を想定してお話してきました。
場所取りは大変ですが、サバイバルみたいな何かワクワクを感じれる方であれば楽しいという方もいます。
桜の名所での場所取りは激戦区と書きましたが、隣の場所取り役と戦友になるという方法もあります。協力して味方になれば何かと有利なこともあるので、全てが敵と思わずに一緒に場所取りの本音など話し合うのもおもしろいでしょう。
無事任務を果たした際、あなたは宴会のMVPになれますし、おいしいお酒を飲むことができるでしょう。ご健闘を祈ります!
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