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雪道でスタックからの脱出方法 ひとりでできるもん 雪国住人が教えます

2017/03/19

雪道でのスタックって、突然だと焦りますよね。
どうにかしようとも、タイヤが空回りしているからどうにもできない。
雪道に慣れていない方だと、なおさらですね。

こちらのページでは、
車が雪道でスタックしてしまったときの脱出方法と、
私自身がやっている、一人で対処できる方法を、
雪国の住人である私の実践方法とともにご紹介します。

  

雪道で立ち往生してしまった スタックからの脱出方法

雪道でのスタックは「立ち往生」というような言い方をしますよね。
車の「立ち」往生ってなんだかな~という気もしますが、
まぁ、それはさておき・・・。

雪道でスタックしてしまったときには、まず情況の判断が必要です。
そのまま勢いで出れるような気がして、いきなりアクセルを踏んでいませんか?
結果、残念ながら失敗・・・
ギュルギュルギュル~という音が虚しく冬の寒空に響くことになります。

雪道の運転に慣れてない方はこちらも参考にどうぞ
雪道の運転方法 路面の状態によって速度の目安 雪国住人が教えます

スタックに慣れてない方は、
「あれ?おかしいな?」と思った段階でまずは、
できるだけゆっくり進んでみましょう。
勢いだけでアクセルを強く踏むと、タイヤに接地していた雪を
全て後方に飛ばしてしまい、空回りする原因を自分で作ることになります。

対処法としては、
一人で脱出
グッズなどの道具を使って脱出
人を呼んで手伝ってもらう
ぐらいが選択肢ではないでしょうか?

一人で脱出は次の項で記載します。

グッズなどの道具を使って脱出

●慣れてない方にはグッズでの脱出をおすすめします。
普段雪道を走り慣れてない方には、突然のトラブルには対処できないものです。
備えあれば憂いなし。ですね。

スタック脱出に専用のグッズがあります。

タイヤの下にかませて、空回りしているタイヤに、接地面を作る目的で
いろんなもので代用できます。
基本的なことですが、タイヤはまっすぐにしておきましょう。
変にハンドルを切ると、成功した時に進む力が分散してしまいます。

●バスタオル
古い使い古したものでけっこうです

●板
タイヤが乗る程度の幅で、長さは20~30cm程のもの

●砂
ペットボトルなどに入れておくとよいでしょう

●フロアマット
何も用意してないときにはやむなしですかね

などなど、とにかく空転しているタイヤの隙間に挟み込み、
ゆっくりとアクセルを踏み、進むことができれば、脱出できます。
アクセルを強く踏んでしまうと、板などは後ろに飛んでいってしまい、
危険なので、必ず「ゆっくりと」ですよ。

ちなみに、こんなものもあるようです。
●エアージャッキ
排気ガスを使ってジャッキアップします。

人を呼んで手伝ってもらう

人が全く通らない道路ならともかく、
他の車が行き来しているのであれば、誰か呼んで手伝ってもらいましょう。

逆に、スタックして脱出できない技量なら人がまったく通らないような雪道を
進むのはどうかと思います。
トラブルとはいえ、自己責任ですからね。

声をかける際、多少の勇気は必要ですが、自分だけではどうしようもないと
判断した時には、がんばって助けを呼ぶのもひとつの解決策です。

脱出できた際は、少し(1~2m)進んでから、
必ず助けてくれた方にお礼を言いましょう。
そのまま行ってしまうのは、失礼なことこの上ないですからね。

雪道でスタックからの脱出方法 ひとりでできるもん

上記、道具を使ったやり方や人の助けについて説明してきました。
実際のところ、助けを呼ばずに(人様に迷惑をかけずに)
自分でどうにかしたいですよね。

一人で脱出するために用意しておくといいものは
・スコップ
・手袋・長靴・フードつきの上着  です。

雪の降る地域の車は、ほとんどの方がスコップを積んでいます。
ちなみに、先が三角に尖っているのが固まった雪用で、スタック時に有効です。
先が四角になっているのが、雪かき用です。アルミ製だと軽くて楽です。
ただ、私は雪かき用のスコップしか積んでいません。爆)
では、やり方を紹介していきます。

まず、スタックしてギュルギュル~となった場合、
車から降りて、タイヤ周りの雪をどけて、なだらかにします。

原因となっているタイヤを掘り起こしてはいけませんよ。
あくまでもそのタイヤの進む道を作る感じです。

先ほどもいいましたように、アクセルを踏み込まずにゆっくりと、
ほんの少し進む感じで、ゆっくりと踏みます。

これでダメなら、バックでゆっくりとを試してみます。
少しでも後ろに動いたようなら、車を前後に揺らす感じで、
シフトノブをうまく使い、ギアをDまたはL(前進)と、R(後退)を繰り返し、
車を揺さぶっていきます。
ギアチェンジの早さ、正確さにかかっています。
アクセルはゆっくりの時よりもほんの少しだけ、やや踏んでいます。
慣れると体の反動も使い、荷重移動に「ハク」をつけれます。

揺さぶっていて、ここから一気にいけそうという感覚がくるので、
一気に脱出します。(一気に、といってもアクセルは踏み込まないように)

我流ですが、私はこんな感じでスタックした時には100%、
ひとりでできています。

ちなみに、昔はマニュアル車に乗っていたのですが、
マニュアルのほうがギアチェンジしやすいので、
自信を持って「ひとりでできるもん!」と自負しておりました。

とはいえ、最近(流行り?)のオートマ車のガタガタ変えるタイプのシフトノブは
扱いにくいですよね。
少々のギアチェンジで車が痛むことはないですが、
できそうにないと思われたら、無理せず他の方法も考えましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
雪道のスタックからの脱出方法について、お話してきました。

できれば、一人でどうにかしたいものですが、慣れが必要なこともあります。

私も運転したての頃は助けてもらったことがあります。
もちろん、手伝うこともありますよ。
けっこう楽しいんです。脱出できた時の充実感もありますし。
おそらく、助けてくれる方は経験者です。

こんな記事を書きましたが、無理と判断した際には、お願いしましょう。

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