京都への納骨の時期はいつまで?納骨の方法は?準備することは?
2017/03/10
浄土真宗の場合、納骨は京都で行うことが多いですよね。
故人の葬儀も終わり、忌明けの法要も終えた頃でしょうか。
とりあえずのひと区切りですが、
納骨についても時期を考えたいものですね。
納骨っていつまでにしたらいいのでしょうか?
さらに納骨の方法や準備について、
私自身もっと早めに行動すべきだったという反省も交えてご紹介します。
納骨の時期はいつまで?
一般的に納骨は忌明け(四十九日)が一番多く、次は初盆、次は一周忌
とされていますが、特に時期は決まっていません。
また、こちらはお墓への納骨の場合を指しています。
多くの場合は、法事や法要のタイミングをみて納骨する場合が多く、
ウチの場合は葬儀の後にお寺への納骨、初盆までにお墓への納骨、
一周忌までに京都での納骨を終えました。
京都への納骨は、県外への遠出になるお家もあるでしょうし、
遅くとも三回忌までに納骨すると考えておいたほうがいいでしょう。
ここで少しだけ年忌法要の年数の数え方にも触れておきましょうか。
一周忌は一年(内)に行いますよね。
三回忌や七回忌といった法要を「年忌法要」と言います。
年忌法要は経過年数-1年で数えるため、
三回忌というのは死後2年目のことです。
一周忌の前などある程度時期を決めて、家族や参加する親族と連絡を取り合い、
ご自身や家族、親族が都合のつく時期に納骨するといいでしょう。
納骨の時期を決めたら考えたい、納骨の方法は?
納骨の時期を決めたら、普段からよく使っているお寺(菩提寺といいます)に
連絡し、この日に京都での納骨をするという旨を伝えます。
京都での納骨は、通称お西と言われる西本願寺の浄土真宗本願寺派では、
大谷本廟で行うことになります。
東本願寺の真宗大谷派は大谷祖廟です。
納骨の方法は県外から行く場合、
・祖壇納骨(そだんのうこつ)
親鸞聖人のお墓の近くに納骨します
・無量寿堂納骨(むりょうじゅどうのうこつ)
お寺が有している納骨堂の区画へ納骨します
を選ぶことになりますが、実際選ぶといっても、よほど要望がない限り、
お寺さんでどのようにしたらいいか、アドバイスをもらえます。
故人とのつきあいを理解している住職さんでしょうから、
○○さんなら祖壇納骨で、というようにすすめてもらえます。
ウチでは祖父が祖壇納骨、祖母が無量寿堂納骨というように、
夫婦だから、とかでなく何らかの判断があるようです。
わからなければ、お寺さんに聞くという方法でよいでしょう。
納骨が決まったら準備することは?
お寺さんから納骨の際に必要となる納骨届と火葬許可証は
納骨の受付の際に必ず必要となるので、大切に保管しておきましょう。
親戚に納骨の日にちの確認連絡もしておきましょう。
その際、交通手段はどうするのかを聞いておくといいでしょう。
遠方からの出発であれば、こちらからマイクロバスなどの手配があるので、
必ず何人来てもらう(もらえるか)確認しておきましょう。
車で数時間で行ける場合、直接行くという方もおられます。
人数が確定し次第、レンタカーの予約を早めにしておきましょう。
大型のワゴンやマイクロバスを保有しているレンタカー業者は限られています。
私の場合、2ヶ月以上前でも希望する収容人数のワゴンは予約で埋まっていました
ある程度来てもらう親族、人数も確定ではなくなんとなく出せているなら、
その段階でレンタカーは確保しておいてもいいかもしれませんね。
また、京都での納骨ついでに観光にまわるなら、時間的なことも含めて
計画を立てておくといいでしょう。
まとめ
納骨の時期と時期が決まったら準備しておきたいことについてお話してきました。
実家の後継ぎとして、今後もなにかと考えることも多いですし、
大変なこともあるでしょう。
ひとつひとつ、できる範囲から少しずつ準備していけるといいですね。
納骨当日の流れについてはお西中心の話ですが、こちらも参考にどうぞ
京都西本願寺で納骨するには?当日の手順や費用は?私の失敗談
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