咳鼻水は出るが熱はない子供を保育園行かせていい?目安は?仕事は?
2016/11/28
咳や鼻水は出ていているけど、熱を測るといつもと変わらない、
子供の様子もいつもと変わらないように見える。
そんなお子さんを保育園に行かせるかどうか悩みますね。
他の子にうつすと悪いし、だからといって仕事は休みにくい。
今回はそのようなお母さんの思いに少しでも役立てるよう
保育園登園の目安と、仕事はどうするかを交えてお話します。
咳鼻水は出るけど熱はない子供 保育園行かせてもよい?
「咳は程度によりますが、鼻水は拭けば大丈夫でしょう」
というのは、私だけでしょうか?
というように軽度の風邪症状の判断は、主観的な判断に委ねられます。
休日、ショッピングセンターや子供の集まりそうな場所(例えばボールプール)で
ひどく咳をしていたり、鼻水ダラダラな子供を見かけたら、
「こんな所に連れてくるなよ、どこの親だ・・・」という気持ちになります。
平日の保育園で同じ状況の子供を見た時、わたしなら
「お互いさまだから、仕方ない」と思います。
この場合、見ず知らずの子供か
子供のお友達または顔見知りの親の子供か、
という判断材料が加わってきます。
というように主観的な判断に加えて、知っている子なら許す(?)のような
バックグラウンドを知っていれば、「お互いさまだから、仕方ない」
と思えるのですが、これは見る側の話ですよね。
もちろん他の方、例えば子育てをしたことのない方や
世代を超えて忘れてしまった方からみたら、
「咳が出てるのに連れてくるな」と思う方もいるでしょう。
なので、正直なところ内心では「これぐらいならいいか」
という思いとのすれ違いが起こったり、
「どう思われているだろう」と不安になるのだと思います。
(こちらでの話は良識的な範囲での「大丈夫だろう」を指しています。
このブログを見ている方は不安に思って検索してたどり着いた方でしょうから
あなたは"良識的"な方だと信じています)
保育園の登園の目安は?他のお母さんはどうしてる?
これまで「見る側・(言葉は悪いですが被害者側)」の立場から
主観的な判断だという話をしてきました。
自分の子供が咳をしていて「見られる側・(くどいようですが
言葉は悪いですが加害者側)」になるので、あれこれ不安に
なっているのですよね。
そこでやはり客観的な判断材料が欲しいわけです。
保育園の登園の目安ですね。
これくらいだったら保育園に来てもいいよ、という目安が明確なら
問題ないわけですが、これもまた咳や鼻水ではボーダーラインを
引きづらいところです。
調べたところ、「熱はどうか」というのがどの体験者でも言われるキーワードのようです。
乳幼児体温は36.8℃~37.4℃は平熱(許容範囲内)
と、いきなり強調しましたが、保育園によって認識の誤差はあります。
ちなみに感染症法というものでは「発熱」は37.5℃以上、
「高熱」は38℃以上と決められているそうです。
タイトルで、「咳鼻水は出るが熱はない」とありますが、
つまり体温が37.4℃以下でしたら「熱はない」に当てはまるということになります。
熱がひとつの客観的な判断材料としてクリアできていて、
あとは他の要素での判断になります。
熱咳鼻水以外での体調判断
○登園できると判断
普段と変わらず元気に遊べている
ぐったりしていない
食欲がある
先生には一言言っておく
△子供次第
集団生活に耐えられるかどうかで判断(疲れやすい)
子供の意思に任せる(大丈夫?辛くない?)
□休ませる
咳込んで止まらない時
いつもと様子が違うように感じる
保育園に通わすことで、より疲れないかという点は非常に大切な点だと感じます。
保育園に着いてからは、子供は通常どおりの生活サイクルを元気な子たちと
過ごすわけですから、疲れやすくなって、
症状が悪化ということは考えられますね。
保育園登園で念のためできること、仕事を休めない時の頼れるところ
これまで、保育園に行かせるかどうかの判断材料を示してきました。
それでもやはり、仕事を休めなかったり、極力休む回数を少なくしたい場合、
まずは子供にマスクを付けさせたり、いつ保育園から連絡があってもいいように
心がけなければなりません。
可能であれば、祖父母に預けたり、近所に頼れる親近者がいない場合には
ファミリーサポートや病児保育に預けるという方法もあります。
こういった子育て支援事業を利用できるを知っているだけでも心持ちは
違っていくるのではないでしょうか。
まとめ
多少の咳鼻水では保育園へ行ってもよいのでは、という傾向にあることがわかりました。
しかし、ただ仕事で休めないから預ける、ではなく、お子さんの状態や今後変化し得る体調を
考慮したうえでの判断が必要になると思われます。
お子さんが元気そうであれば深く悩まずに保育園に預けてもよさそうですし、
何より、早く咳鼻水といった症状が早くよくなることを願っております。