北の大地、北海道に初夏を告げる「YOSAKOIソーラン祭り」が開かれます。高知県の「よさこい祭り」をルーツに開かれたよさこいソーランは国内外から約200万人の観客が集まり、踊り子の演舞で街中が熱気に包まれます。
こちらではよさこいソーラン祭りの日程や見どころとお祭り会場のでの楽しみ方、さらに穴場のスポットをご紹介します。
よさこいソーラン祭り2017日程や見どころ
2017年、今年で第26回を迎えるYOSAKOIソーラン祭りの開催日は
6月7日（水）～11日（日）の５日間開催されます。
祭りのメイン会場となるのは、札幌駅の南側に位置する大通公園西８丁目会場でステージが設置されます。この８丁目会場を中心に西５丁目から西10丁目を大規模な会場としてパレード（歩きながらの流し踊り）が行われます。
その他、大通り会場以外の市内各会場では新札幌、新琴似、白い恋人パークなどの会場でも同時によさこいソーラン祭りとして開催されます。気になる方は公式ページで確認してみるといいでしょう。
イベントマップ | YOSAKOIソーラン祭り 公式ホームページ
会場のご案内 | YOSAKOIソーラン祭り 公式ホームページ
５日間全ての会場で行われているのではなく、７日８日はオープニングとして８丁目ステージで行われ、９日は前夜祭のようなソーランナイト、10日11日の土日で各会場、市をあげてのお祭りで熱気に包まれます。
スケジュール | YOSAKOIソーラン祭り 公式ホームページ
各会場５日間も行われているので、どれを見に行ったらいいか迷ってしまいますよね。各会場の見どころを厳選して紹介していきます。
オープニング
７日（木）8丁目会場メインステージ
18:00～18:30 オープニング（学生ソーラン）
実行委員会も努める北海道の学生チームによるオープニングです。学生達のあり余る元気が見ているお客さんたちに迫力と熱気を与えます。毎年さまざまな工夫をを凝らしてた演出も見ものです。
ソーランナイト
９日（金） 8丁目会場メインステージ
前半 18:00～19:30
後半 19:50～21:30
前年度の受賞チームを中心に、海外のゲストチームを招待して演舞が行われます。土日に本格的に始まる祭りの前夜祭といえるでしょう。
去年の受賞チームの演舞はこれから始まるお祭りの去年ぶんのおさらいだけに留まらず、大きな期待をもてるスペシャルイベントです。
ワオドリスクエア
大通公園西7丁目会場
９日（金） 18:00～21:00
10日（土） 12:00～21:30
11日（日） 12:00～16:00
よさこいソーラン祭りの会場のなかで唯一、一般のお客さんが飛び入り参加できるの交流の広場です。踊りを見ていると自分達も踊りたくたってきますね。見よう見まねでできる踊りもありますので、お客さんも踊り子も一緒に踊ってみましょう。
鳴子の無料貸し出しもあるので、踊り子体験もできます。お子さんが未来の踊り子になるきっかけになるかもしれませんよ。
U-40大会
【一次審査】10日（土）10:00～18:00 道庁赤れんが会場
【二次審査】11日（日）15:50～17:10 わくわくホリデーホール（札幌市民ホール）会場
※わくわくホリデーホール（札幌市民ホール）会場は観覧無料です。
U-40と聞くと40歳以下？よくありそうな話じゃんと思うでしょうけど、40歳以下の大会ではないですよ。参加人数が40人未満のチームを対象にした大会です。総勢100人以上のチームの踊りも圧巻ですが、少人数でもかんばっているチームの審査が行われます。
元少数チームの踊り子だった私としてはとても愛着のわく会場です。少数ながら奥行きのある踊りの見せ方をしているチームをみるのが楽しい会場です。
サタデーナイトパレード
大通南北パレード会場（西5～7丁目）
※南コースでは、7丁目→5丁目の向きで進行します。
10日（土）19:20～21:30
過去の大賞・準大賞チームや、全国の祭りで活躍するチームなど約13チームが登場するスペシャルパレードです！実績のあるチームの演舞なので非常に濃い夜になりそうです。
ジュニア大会
【一次審査】 11日（日）10:00～12:30 一番街・丸井今井前会場
【ファイナル】11日（日）17:00～17:45頃 8丁目会場 （ファイナルステージ第1部内）
かわいい中学生以下の子供たちが元気いっぱいの競演を披露します。上位5チームによる｢ジュニアファイナル｣をファイナルステージで演舞します。
一次審査員賞 演舞会
サッポロガーデンパーク会場
11日（日）17：00～18：00
一次審査によって、各ブロック3位となったチームがメイン会場から場所を移して、サッポロガーデンパーク会場に集合します。
お祭りパレード
大通パレード会場 南コース（西５～７丁目）
11日（日）18:00～19:10
海外からのゲストチームや、地域のチームなど、様々な方面で活躍するチームが多数登場します。エンターテイメント性あふれるパレードで様々な踊りや祭りを見せる楽しいパレードです。いわゆるキワモノチームもいたりしてよさこいやソーランの枠を超えて楽しめます。
ファイナルパレード
大通パレード会場 北コース（西５～７丁目）
11日（日）18:00～19:10
ファイナル審査に進出する精鋭の11チームがパレード演舞します。各チームの気迫のこもった演舞は必見です。
ここでのパレード審査とファイナルでのステージ審査の結果を総合して、ソーラン大賞が決定します。
ファイナルステージ
11日（日）8丁目会場メインステージ
第1部 15:50～17:50
第2部 19:20～21:50
祭りのフィナーレを飾るステージ。セミファイナル審査・ファイナル審査が行われ、YOSAKOIソーラン大賞が決定します。
ジュニアファイナルやU-40大会の受賞チーム演舞が行われるほか、北海道知事特別賞受賞チーム演舞・新人賞受賞チーム演舞など各部門での受賞も決定・演舞されます。
と、会場はたくさんありますが
上記各会場の見どころをあげてきましたが、やはり審査対象やファイナルのことを挙げると多くなってしまいますね。どうせ見に行くなら楽しみたいですよね。次はよさこいソーラン祭りの楽しみ方を紹介します。
よさこいソーラン祭りの楽しみ方は？
よさこいソーランを見に行く上で、楽しみ方はそれぞれあると思います。しかしまずは演舞の迫力です。本場よさこい祭りをよく比べられるのですが、その議論はこちらでは置いておいて、よさこいソーランの演舞の楽しみ方は「魅せ方」にあります。
主にステージ形式での演舞でどのような演出、踊り子のブロックごとの動き、左右に分かれて奥から出てくるかなど大きなチームほど凝っていたりします。見ていて壮大なスケール感を感じれるチームもあると思います。またお気に入りのチームがあるのであれば、会場を追ってステージ形式とパレード形式で態列がどのように変わるのか見てみるのもいいでしょう。小さいお祭りではステージとパレードどちらも見れることはありませんよね。「追っかけ」がよさこい界にいるのも事実です。
演舞では細かく言いますと、踊りが揃っているか、袖の動きや鳴子の鳴らし方がのタイミングが合っているとすごくかっこよく感じます。演舞を見る際にはその点も見てみるとおもしろいですよ。
後は純粋にお祭りとして楽しむことでしょうか？正直なところ、よっぽど好きでもない限り、１日中見ていると飽きます。大通公園西5・6丁目の北のふーどパークでは北海道内外のおいしいものがソーラン祭りに集まります。西5丁目は「北海道グルメ祭り会場」、西6丁目は「市町村ふーどパーク」。普段は食べられないものに出会うかもしれませんね。
お気に入りのものを食べながら演舞を見るのもいいですし、腹ごなしが終わったらワオドリスクエアで一緒に踊るものいいでしょう。
祭りの魅力は演舞を見る事だけではありませんよ。
よさこいソーラン祭り、穴場スポットは？
よさこいソーランのメイン会場は特殊で有料の桟敷席が設置されます。約1時間半～2時間ごとに区切られている時間帯を、各一人500円で観れるのですが、まあそれはさておき、無料席もあります。混雑は予測されますが、８丁目メインステージの正面や９・10丁目パレード会場は無料スペースになっていますので、タイミングが合えばいい席を確保できることもあります。観客であるお客さんは流れていきます。お目当ての会場に着いたら少し様子見してみるのもいいでしょう。平岸天神さんなどをはじめ、大きな名のあるチームの後などが狙い目です。
他におすすめの穴場スポットは大通り会場以外の市内会場で演舞を見ることです。
このほか市内会場の白い恋人パークなどのステージ会場でも少し離れた会場ではそう混雑せずに演舞を見ることができます。大会間近になると演舞スケジュールも出てくるでしょうから、各会場、演舞チームとあわせてチェックしておくといいでしょう。
まとめ
よさこいソーラン祭りの見どころと楽しみ方についてお話てきました。初夏の北海道が熱気に湧くソーラン祭り、それぞれ楽しみ方はあるでしょうけど、踊り子の笑顔あふれる演舞を楽しみに会場に足を運んでみてはどうでしょう。
最後に、遠方からの宿泊する際は早めの予約をしておくと安心ですよ。
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