せいかつがかり

洗濯槽のカビ掃除 酸素系漂白剤の使い方 引くほど取れるから倒れそう

洗濯物に黒いゴミみたいのが付いている、最近タオルで顔を拭くとクサイ!原因は洗濯槽のカビではないでしょうか。

洗濯槽のカビというとCMなどで見るびっしり付いた黒いクロイ、グロイものが思い浮かびますよね。こちらでは、そんな洗濯槽を引くほどカビが取れるお掃除の仕方をご紹介します。
倒れそうなぐらい汚れが取れた先にはキレイで清潔な生活が待っていますよ。

  

洗濯槽のカビ掃除 準備するものは?

本来なら衣類をキレイにしてくれるはずの洗濯機ですが、衣服についていた汚れや洗剤の溶け残りがカビとなり、私たちから見えない洗濯槽の外側についてしまいます。

最近ではカビ防止のステンレス槽や洗濯槽内の湿気を取り除く槽乾燥というものがありますが、なんにせよあなたの家の洗濯機に黒カビが発生してしまったわけです。

頭に浮かぶグロいイメージ画像、ああなっていると思うと、しっかり落としたいですよね。

準備するもの

①過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)

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コレでなくても、粉末の「酸素系漂白剤」と表記のあるものでいいです。

②ゴミ取りのネット
100円均一にも売ってますし、ハンガーとストッキングで自作も可能です。

③捨ててもいいタオル
後にネットですくいきれない細かいカビが付きます。

下準備しておくといいこと

①排水フィルターの掃除
排水をよくするために、事前に排水フィルターを掃除しておきましょう。上記、ネットやタオルで細かいカビも取るのですが、塩素系漂白剤のように汚れを「分解」はしないので、取れた汚れやカビはフィルターに付くことになります。

②その他給水パイプの内部や洗剤を入れるケースなど小物の掃除
どうせなら、上にあるものからキレイにしておきましょう。
(天井から掃除するの法則w)

洗濯槽のカビ掃除 酸素系漂白剤の使い方

それでは酸素系漂白剤を使った洗濯槽の掃除を行なっていきましょう。
こちらでは基本的にマニュアルモードで説明していきます。

お湯を洗濯槽の満水にします

水でもいいのですがお湯のほうが効果があります。お湯は40~50℃までにしておきましょう。お風呂の残り湯でもいいです。

洗濯機の給水蛇口を閉めて、「洗い」で最高水位に設定し、お湯で満水になるようにします。
モードは「標準コース」にしてしまうと「すすぎ」時に排水されてしまいますので注意しましょう。

過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)をお湯に入れます

酸素系漂白剤の使用量はお湯10Lあたり100gが目安です。一般的な洗濯機は48Lとかでしょうから、500gあたりでよいでしょう。

酸素系漂白剤はお湯に溶けやすいので、かきまぜなくてもいいです。直接触れないほうがお肌にもよいですし。

「洗い」を10分間行う

酸素系漂白剤が洗濯槽全体に行き渡らせるために洗濯機を回します。

洗濯槽がひどく汚れていると、酸素系漂白剤が反応して泡立つことがあります。
最近の洗濯機はふたをしていないと回せませんよね。ふたをしている場合は10分間放置、ふたをしなくても回せるのであれば、泡があふれそうになったらすくい出して泡は捨てましょう。

数時間放置します

酸素系漂白剤のパッケージに書いてある時間に従い、数時間放置します。各メーカーの表記によりますが、だいたい4~8時間のことが多いです。
放置前、洗濯機を10分回した後にすでに汚れが浮いてきていますが、驚きの光景を見るために(笑)お楽しみは後にとっておきましょう。

数時間後、引くほど汚れが取れてる

ひどい時には後ずさりしたくなるほど、引くぐらいカビが取れています。カビや汚れが水面を埋め尽くし、水は茶色くにごっていることでしょう。

ああ恐ろしや、こんなにもひどい汚れの付いた洗濯槽で洗っていた服を着ていたのかと思うと倒れそうです。

これをゴミ取りネットですくって捨てていきます。

再度「洗い」を10分間行う

さて、鳥肌が立つ瞬間です。といってもふたを閉めてからしか回せない洗濯機では感動(?)は半減ですが。
ここから洗濯機を回すと、水面には上がってこなかった槽からはがれた黒カビなどの汚れが一気に浮いてきます。トリハダものです。

これをまたネットですくっていきます。

これを繰り返します

今度からは10分間でなくても5分でもいいのですが、細かいゴミがなくなくまで、回してすくう、を繰り返します。

「標準」の洗濯をする

ゴミが浮いてこなくなったら、酸素系漂白剤の水を排水します。「標準」コースで「洗い」「すすぎ」「脱水」をし、再度回して排水です。

水を入れ替え「標準」5分を2回

洗濯機の給水蛇口を開けて、標準コースを2回します。このときまだ汚れが浮いてくるようであれば、またすくいます。

2回繰り返すのは、酸素系漂白剤のすすぎです。薬剤の付いた服を着るのはイヤですよね。小さいお子さんのいるおウチではなおさらでしょう。

2回目で捨ててもいいタオルを入れて洗います。ネットですくい切れなかった細かい汚れのゴミがタオルに付きます。

3回以降があるかも

何年も掃除してなかった洗濯槽では細かい汚れが残るかもしれません。
タオルのゴミを洗面所で洗い流し、タオルに汚れが付かなくなるまで、3回目以降になるかもしれませんが、繰り返し汚れがつかなくなったら完了です。

最後に排水フィルターを掃除します

タオルで取れ切れなかった細かい汚れが排水されますので、最後にもう一度排水フィルターを掃除しましょう。

今後カビを防ぐための対策

せっかくきれいになった洗濯槽もこれまで同様の使い方をしていれば、またカビが付いてしまいますよね。カビを防ぐための対策は

①洗う前の洗濯物はカゴに入れ、洗濯機に放り込まない

②洗濯後はふたを開けたままにしておく

③2~3ヶ月に1回は洗濯槽の掃除を行う
(定期的な洗浄は塩素系洗濯槽クリーナーの使用がおすすめです)

これらを行うことでカビの発生はもちろん、梅雨の時期などに気になる衣類やタオルの臭いを防ぐことができます。
衣類やタオルの臭いの取り方についてはこの記事をどうぞ
タオルの臭いの取り方 つけ置きの時間は?今日からできる対策は?

まとめ

洗濯槽の掃除についてお話してきました。なかなか根気のいる作業ですが、汚れが取れれば気持ちもさわやかになります。

きれいな洗濯機で清潔な服を着たいですよね。意識して洗濯機のカビ対策をして、清潔な生活を送りましょう。

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