引越しする際には近所に挨拶をしなくてはならない、
それはアパートも同じで新生活を始めるにあたり、大切なことです。
しかし、女性の一人暮らしとなると、話は違ってきます。
最近は物騒な世の中になりました。
まして都会の知らない土地での一人暮らしとなると、なにかと心配ですね。
こちらでは女性が一人暮らしをする際に、引越しの挨拶をするべきかについて
ご紹介します。
単身、娘さんを新生活に出すご両親にも併せて読んで下さると幸いです。
引越しの挨拶は基本的には必要
一般的には引越しの際には挨拶回りが必要です。
一般住宅の家では、自治会に属して行事に参加したり、
ゴミのルールや当番を回したりしますね。
その際には、面識があるとやはり協力的になれます。
アパートやマンションにおいては、建物の中で部屋続きになっている以上、
何かとご迷惑をかけてしまうこともあるかもしれません。
大学でのサークル活動や仕事で遅く帰った場合、
深夜にお風呂に入ったりなど、生活音をたててしまうことが
迷惑に感じられることもあります。
隣の住人からすれば、入ってきたばかりの新参者に生活のリズムを崩される
ことになるわけで、クレームを言われ、トラブルになることもあります。
しかし事前に、引越しの際に
「ご迷惑をかけるかもしれませんが、よろしくお願いします」
と挨拶しておくだけで、近所との関係を良好に保てます。
また、女性だと力仕事や住宅設備のトラブルなどで困ることが起きたら、
近所の方に助けてもらえると、心強いこともあります。
女性の一人暮らしでは注意が必要
しかし、女性の一人暮らしでは一概に挨拶をするべきとはいえません。
女性の一人暮らしは危険、と一般的に言われていますし、
ご両親もかわいい娘が離れた土地で生活するなんてさぞ心配でしょう。
女性の場合、挨拶はナシ
女性の一人暮らしがわかると、
男性からのストーカー被害や乱暴に巻き込まれるという心配があります。
実際、ストーカーや何らかの手段で住居侵入されるのは、
一人暮らしだと判断してからが多いようです。
このようなことから、引越しの挨拶は「自分は一人暮らしだ」
と言って回ることになり、リスクは高まります。
防犯的側面から言うと、女性の一人暮らしでの引越し挨拶は不要です。
女性の一人暮らしがバレないようにすること
私の姉が学生時代、引越しに着いていったのですが、挨拶をしていました。
幸い、何事もなく卒業して就職もしましたが、
今思えば、家族で挨拶回りに行ったとしても「娘が一人で暮らすので・・・」
などと言わないことです。
典型的ですが、男性ものの下着(トランクスなど)を干す、と言われていますね。
年がら年中干したままではいけません。自分の洗濯物と一緒に取り込みましょう。
また、同じ柄一枚では不自然ですよね。かといって何枚も用意するべきか・・・。
私から提案したいのは、作業着です。
イカつい男と同居してるイメージが出てきますし、
作業着だと毎回同じものでも、何の不自然さもありません。
ドアの鍵を開ける前に周囲を見渡して、誰もいないか確認して入りましょう。
「ただいま~」と言って入るのもいいですね。
実際いないので、むなしくなりますが、防犯のためです、負けないでください。
コンビニで夕食を買う時には、袋をぶら下げて歩かず、バッグの中にしまいます。
「一人暮らしの女です。これから一人でメシ食います」
と言っているようなものです。
などなど、防犯ブザーやチェーンロックの基本的なところと併せて
対策しておきましょう。
引越し先によっては挨拶は必要
上記、想定は1DKのような一人暮らし用のアパートの場合です。
2DKや2LDKのようなアパートの場合、家族で住んでいることが多いです。
社会人になってくると、このようなアパートで暮らすこともあるでしょう。
そんな場合は挨拶をしておくと、味方になってくれることもあります。
「礼儀正しいいい子だ」と思われることで、困っている時に助けてくれたり、
不審な男がいると注意してくれたりします。
また、女性専用アパートでも挨拶は必要ですね。
学生専用のアパートも普通は男女棟別なので、挨拶に回るといいでしょう。
挨拶する時の気になることは、こちらも参考にどうぞ。
アパートへの引越しの挨拶はどこまでする?挨拶の内容は?手土産は?
まとめ
女性の一人暮らしでは、一概に挨拶が必要とは言えません。
家族向けや女性・学生専用アパートでは挨拶を、
一人暮らし用のアパートでは、挨拶は不要で防犯に努めましょう。
こんな書き方をしましたが、新生活が危険でいっぱいというわけではありません。
ご両親も娘さんが離れ、心配事も多いでしょうけど、
成長した娘さんの一人立ちです。
新しい門出に向け、すてきな新生活が送れますように。