毎年3月あたりに、4月への新生活に向けて、
大学や就職、転勤などでアパートへ引越しされる方も多いでしょう。
一人暮らしでの引越しの際、挨拶をしない方もいるようですが、
やはりご近所への挨拶は大切です。
引越しで一番目立つのは当日ですね。
最初に挨拶していれば、その後の関係も良好です。
別に親密にならなくても、会釈程度するのも最初の挨拶で印象が変わってきます。
こちらでは引越しした時の挨拶はどの範囲までするのかについてご紹介します。
アパートへの引越しの挨拶はどこまでする?
挨拶の範囲はどこまで?
アパートへの引越しの際、挨拶に伺う範囲は、
左右のお部屋と上下のお部屋の計4部屋です。
もちろん、角部屋だったり1階だったりした場合は除きますが、
お隣さんは出入りの際に顔を合わせたりしますね。
音の問題などが起こりやすいのは上下の階だったりします。
賃貸業者でなく、家主さんや管理人さんがいる場合は忘れずに挨拶しましょう。
家に入るときに必ず会うでしょうから、問題はないと思いますが、
その時にゴミ出しや給湯器の使い方など、聞いておくと安心ですね。
挨拶のタイミングや時間
できれば引越し前がいいですが、県外からの引越しとなると
アパートの下見をする日のほかは、引越し当日まで行けませんよね。
荷物の搬入など車の駐車などで、迷惑をかけてしまいますので、
引越し当日であれば、到着してからすぐなど、できるだけ早めがいいです。
不在が続くときでも遅くても1週間以内がいいでしょう。
挨拶の時間帯は、食事の時間を避けて10時~18時ぐらいがいいです。
アパートで、お隣さんなども一人暮らしというのは充分考えられます。
出かけてからは、夜遅くまで帰ってこないということもあります。
21時あたりまでなら挨拶の良識の範囲内ですが、それ以降は日を改めましょう。
引越しの途中で会えれば、その時に挨拶できますね。
後ほど触れますが、挨拶のときに手土産も渡しますので、
引越し当日、荷物の搬入中でも手土産はすぐに出せるようにしておくと
いいでしょう。
アパートへの引越し 挨拶の内容はどう伝える?
アパートでの付き合いって、あまり親密になるっていうイメージはないですよね。
おそらく、付かず離れずというか、お互い干渉しない感じです。
でもだからと言って挨拶なしって言うのも、今後何があるかわからないので、
ちゃんと挨拶しておきましょう。
おそらく、大学入学のための引越しであれば、
ご両親とともに挨拶に回ることでしょう。
どちらにせよ、引越し先での挨拶は
「本日○号室に引っ越してきました○○です。
これからお世話になります、よろしくお願いします。
これは、ほんの気持ちです(と言って手土産を渡す)」
このような感じでよいと思います。
仕事の関係上、夜中や明け方に帰宅するような場合には
「仕事が不規則なので、ご迷惑をおかけするかもしれません」
このように言っておけば、夜中にお風呂に入ったりなど、生活音がしても、
怒鳴り込んでくるなどといったトラブルは避けれます。
お子さんがいたりするとその旨を伝えたりするですが、
こちらでは割愛しますね。
このように何か迷惑をかけてしまうことを考慮して、
事前に伝えておけば、よっぽどのことがない限り問題は起きません。
そのためにも挨拶は大切なのですね。
手土産は何がいい?相場やのしのお話
手土産は何がいい?
先ほどから何度か触れていますが、
挨拶に伺うときには手土産を持っていきましょう。
相場は500円~1,000円で、日用品などよく使うものがいいでしょう。
台所用洗剤や洗濯用洗剤、柔軟剤、入浴剤、
ラップやアルミホイル、など単一のものでなくても2個3個のセットでいいです。
マイナーなものでなく、誰もが知っているメーカーのものがいいです。
私のおすすめはゴミ袋です。
引越し当日、どう手に入れるかはタイミング的に難しいところですが、
当日近くのホームセンターなどに寄って収納系のものを買ったりしますよね。
その時に意識しておくといいかもしれません。
収まりもいいし、ゴミを出さない人はいないので、
おすすめしたいところです。
食品は消費期限があるものは避けましょう。
コーヒーや紅茶、クッキーなどは喜ばれるようです。
タオルは引越しの手土産で定番といわれるぐらい、
あっても困らないものと言われていますが、
私的には手ぬぐいがおすすめです。
手土産にはのしを付けましょう
紅白の蝶結びの水引の「のし紙」に
「御挨拶」
と書き、下に名前を覚えてもらうように名字を書きましょう。
のし紙はコンビニでもない限り、たいていのところでつけてもらえます。
まとめ
アパートヘの引越しの挨拶について、一人暮らしを想定しお伝えしてきました。
挨拶は上下左右のお部屋に、できるだけ早く手土産を持って、
丁寧にご挨拶できるといいですね。
これから新天地での生活、気持ちよくスタートしたいですね。
このように挨拶は大切というお話をしてきましたが、
女性の一人暮らしの場合は、控えたい場合もあります。
次回はその点についてお話していきたいと思います。