3月3日は桃の節句、ひな祭りです。
お子さんが生まれてはじめて迎えるのであれば、初節句になりますね。
初節句のひな祭りって何をすればわかりませんよね。
雛人形の準備や子供の服装はどうしよう?
料理はちらし寿司って聞くけど、主役の我が子には何を食べさせたら?
そんな疑問にお答えします。
初節句のひな祭りの祝い方 準備はどうする?
ひな祭りに雛人形は欠かせないものですね。
準備といいますか、雛人形はもらうものです。
一般的に雛人形は母方の両親から贈るもの、とされています。
昔から嫁入り道具のひとつとされていたという歴史があるようです。
おそらく、ご両親たちもわかっていると思いますが、
お母さん(となった娘さん)からご両親にお願いして、
一緒に見に行きましょう。
選ぶ雛人形ですが、特に決まったルールはありません。
以前は5段、7段飾りなどの豪華な雛人形が好まれていましたが、
最近では、核家族化や住宅事情が昔とは違ってきています。
スケールこそ違えど、昔よりきらびやかな現代版のお雛様、
お殿様、お姫様ふたりの親王飾りと呼ばれるもの、
コンパクトなケースつき段飾りのものなど、
それぞれのお好みとご家庭の事情に合わせたサイズのものを、
下見などしながら一緒に選んで、買っていただくとよいでしょう。
飾る時期は立春(節分が過ぎた2月4日)
以降であれば、都合のよい日でいいです。
もっとも縁起が良いとされる日は雨水の日(二十四節気という分類があります)で、
この日に飾ると、よい伴侶にめぐり合えるといわれています。
毎年2月18日か19日になるようです。
2017年は2月18日、2018年は2月19日
参考:wikipedia雨水の日
初節句のひな祭りの祝い方 服装はどうする?
主役となるお子さんの衣装ですが、
オーソドックスなカタチは被布(ひふ)を着せます。
雛人形を購入すると、被布が付録として付いてくるようですが、
2~3歳向けのサイズに作られていることが多いです。
(七五三の3歳の時用に使えるように)
着物のコートといった種類の上着なのですが、
0歳の赤ちゃんには普段着の上から着せても充分かわいいものですよ。
赤い色は災いを除ける厄除けとして使われています。
赤い被布を着せることで、健やかな成長を願うという意味合いがあります。
サイズが気になるようでしたら、別途購入というのも一案です。
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月齢にもよりますが、寝返りやずり這いができるのであれば、
じっとしていることもできないでしょう。
普段着、もしくはちょっとしたおしゃれ着で充分です。
おじいちゃんおばあちゃんからもらった服で、いいのがあれば、
その服を着せることで、さらに喜んでくれますよ。
子供の離乳食、ひな祭りっぽいものは?
子供のひな祭りメニュー
ひな祭りには父方、母方のご両親たちを招いてお食事会をします。
ひな祭りで好まれる定番メニューというものがありますが、
こちらは大人を対象としたもので、(後述します)
主役であるお子さんが食べれるものではありませんね。
月齢にもよりますが、離乳食に進んでいるのであれば、
お子さんの離乳食もひな祭りっぽくしてあげたいですね。
●菱餅風に
牛乳パックを利用して菱餅の形を作ります。
かぼちゃや人参ペースト、お粥、ほうれん草を重ねます。
●ちらし寿司風に
お粥に人参・ほうれん草ペースト・卵黄をちらします。
だし汁を少し加えてできあがりです。
●鯛の尾頭付き
かぼちゃやサツマイモペーストでお魚の形を作ります。
このような離乳食メニューがクックパッドで見つかりますよ。
クックパッド ひな祭りの離乳食
大人のひな祭りメニュー
大人の料理のメニューですが、
定番はちらし寿司とはまぐりのお吸い物ですね。
ちらし寿司が縁起がいいとされているのは、
エビは腰が曲がっているので、長寿を表し、
レンコンは見通しの良さを表しています。
ハマグリは対になっている貝殻でなければぴったりと合わない為、
仲の良い夫婦を表し、一生一人の人と幸せになるようにという願いが
込められて縁起のいい料理とされています。
他には縁起物では白酒、菱餅、ひなあられですね。
お刺身や茶碗蒸し、天ぷら、菜の花のおひたしなどもどうでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
雛人形の準備、お子さんの服装の準備、お料理と
子育てをしつつ少し手間はかかりますが、
大切なお子さんの初節句、
親族みんなで楽しくお祝いしてあげたいですね。