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そのバイト語やめなさい バイト敬語は要注意 接客業をする社会人へ

みなさん、「そのバイト語やめなさい」って言われたことないですか?

接客業ではアルバイトをしていた時と似たような場面がありますね。
飲食業なら注文を聞くときなど、会計時にはお金をいただくときなど。
アルバイトで使う敬語は誤りが多く、学生時代にアルバイトを経験した人は、
社会人になっても抜け切れない習慣となってしまいます。

こちらではバイト敬語として使われる間違った敬語と正解の例、
正しい敬語を使っていくにはどうするかについてご紹介します。

  

そのバイト語やめなさい バイト敬語は要注意

近年、若い世代の人達に使われているバイト敬語。
レストランやファーストフード店などの飲食業やコンビニなどでよく聞かれます。
アルバイト店員を中心に用いられている特徴的な言葉遣いのことを「バイト敬語」
と言われるようになりました。

敬語とは違う、けれど敬語のように使われるこの日本語は、
敬語の使い方に不慣れな若者たちが接客業のアルバイトの際、
できるだけ相手に丁寧な言い方をしようと使い始めたのがきっかけで
普及して行ったようです。

冒頭にも触れましたが。、アルバイトを経験した学生たちが
社会に出てそのまま(間違ったまま)使うことが問題となっています。

お客さんの立場では、アルバイトや接客の際に用いられるのは構いません。
違和感を感じても、我慢すればいいのですから。
自分の部下でもなければ、社員でもない、でもそれでいて、
丁寧な言い方をしようとする努力はしている。

しかし、社会に出ると通用しなくなります。
会社の顔として対応する者が、いわゆる若者言葉を使っている感覚です。
雇用する側、共に働く側の立場からすると危うく感じていることでしょう。

接客業をはじめとした、人に関わるお仕事での敬語は、
自分のステータスでもあります。
社会に出てちゃんとした敬語を使えないということは、
「ろくに敬語も使えない」という印象から抜けきれなくなってしまいますよ。

バイト言葉は一度間違って覚えてしまうと、なかなか直せなくなります。
本来ならバイトの頃から正しい敬語を使いたいのですが、
残念ながら、教える立場の人間がいなかったという問題もあるのです。

「バイト語やめなさい」と言われたのはいいきっかけです。
なんとなくの敬語より、正しい敬語を身につけたいものですね。
バイト敬語と本当の敬語、何が違うのか、見ていきましょう

バイト敬語と正しい敬語、何が違う?

よろしかったでしょうか?

×:ご注文は以上でよろしかったでしょうか?
○:ご注文は以上でよろしいでしょうか?

これはバイト敬語の中で必ず挙がる例のひとつです。
たった今受けた注文なのに、過去形にする必要はありません。
「確認のために」という意見もありますが、
正しいのは「よろしいでしょうか?」です。

~のほう

×:お水のほうはいくつお持ちしましょうか?
○:お水はいくつお持ちしましょうか?

「~のほう」という言い方でクッションを置き、
やわらかく伝わると思っているでしょうが、違和感を感じることが多い例です。

職場でも「私のほうでやっておきます」と言ったりしていませんか?

~になります

×:こちらが目玉焼きハンバーグになります。
○:こちらが目玉焼きハンバーグでございます。

「なります」というは変化を表す表現です。
不要な言い回しが違和感を感じさせる言い方です。
こうして字に書くとわかりやすいですね。

「こちらが目玉焼きハンバーグになります」
「ん?今からこれが?」

多く使われていますが、伝えたい本質の言葉を使えば伝わりやすいのです。
×:こちらコーヒーになります。
○:コーヒーをお持ちしました。

×:300円のお返しになります。
○:300円のお返しです。

~から

×:1万円からお預かりします。
○:1万円をお預かりします。

レジの会計でよく聞くこのフレーズも間違いです。
「から」という言葉は「~から~まで」というように
「起点」を表す場合に終着する言葉や動きが必要になります。

これまでの応用(?)としてこんな言葉が使われたりします。
×:1万円のほうからになりますが、よろしかったでしょうか?
○:1万円お預かりします。小銭をお持ちではありませんか?
ニュアンスが伝わるだけで、あいまいな表現なので困惑してしまいますね。
正しく伝えたい、聞きたいことを言葉で伝えましょう。

~の形になります

×:30分ほどお待ちいただく形になります
○:大変申し訳ございませんが、30分ほどお待ちいただいております。
  (よろしいでしょうか?)

相手を待たせる不都合な事情を伝える際に、
「お待ちいただくことになります」や「お待ちいただいております」のような
直接的な表現ではなく間接的な表現を選んで(自分のせいじゃないよ)
しまったことによるものです。

「する」の尊敬語

×:どちらにいたしますか?
○:どちらになさいますか?

「する」の尊敬語は(相手が)「なさる」、謙譲語は(自分が)「いたす」です。

コーヒーや紅茶、服、保険など、ふたつ以上の商品やサービスを
選んでいただく場面で使われますね。
選択するのはお客様になるので「する」の尊敬語「なさる」を使います。

接客業をする社会人へ

このように普段何気なく耳にしているもの、言ってしまっているものは
ないでしょうか?
「これは間違い」と意識するだけでも聞き方や言葉遣いが
変わっていくことでしょう。

努力する方法としては、出来るだけ美しい日本語に触れることが望ましいです。
まずは身近な人で、正しい敬語を話せる人を探します。
上司や先輩に「そのバイト語やめなさい」と言われたのであれば、
その方は正しい敬語を心得て使っている方です。

その人の話し方を噛み砕いて勉強し、良い部分をまねして自分で使えるよう
努力していくといいでしょう。

まとめ

ついつい使ってしまいがちなバイト敬語についてお話ししてきました。
バイト敬語ではないですが、口癖も気をつけたいところです。

「えっと」
「~てゆうか」
「~みたいな」
「~的には」
「~っすね」
「~じゃないですか?」など
先輩たちに気を許したときに出てしまうことが多いです。

社会人として適切な言葉遣いができる人は周囲からもよくみられます。
敬語を上手に使って円滑なコミュニケーションや人間関係を築けるといいですね。

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