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大型特殊免許の卒業検定 卒検での体験談と学び 簡単でした

大特(大型特殊)免許取得のため教習所通いをして今回、卒業検定を受けてきました。今回は検定試験の様子と技能講習を受けてきた振り返りです。

今後、大特免許を取ろうとする方の参考になれば幸いです。

  

大型特殊免許の卒業検定 緊張はしますよ

大型特殊免許取得のため教習所で技能講習を受け、ついに卒業検定の日がやってきました。
これまでの内容はこちらの記事で記載しています。
大型特殊免許とは?何ができる?免許取得の期間は?試験は難しい?
大型特殊技能講習1・2時間目 口頭での安全確認するのいつぶりだろう
大型特殊技能講習3・4時間目 1段階のみきわめと確認事項や細かな注意点
大型特殊技能講習5・6時間目 最終的な確認と二段階みきわめ

まずは受付作業

私の受けた日は8:30集合だったので、だいたい10分ほど前に到着、やや早めの8:25分あたりに名前を呼ばれました。私といっしょに検定で呼ばれたのは3人、一人は普通免許の人っぽかったです。

受付作業的な内容で現在持っている免許と教習所のカード(受付とか予約に使う)を提出しました。その後「すでに普通免許を持っていますか」や「違反などで取り消しになったことはありますか」といった内容のアンケートを書きました。

この時に卒検のコースを発表されます。とはいっても6回の技能講習で走ってきたコース2つのうち1つなので、新たに覚え直す必要はありません。どちらかというと苦手な2コースでした。

その後私は夜の時間帯(おそらく18:00以降)の講習ぶんの料金を請求されました。1回520円の夜間割増料金、いわゆる手間代ですね。私と一緒に受けるもう一人の方は何も言われてなかったので、夜の追加分はなかったのでしょう。社会人っぽいのにすげーな、おい。

その後しばらくの待ち時間とともに検定試験の開始です。じゃんけんとかするわけでもなく、私が1番手だと言われました。私は性格的にドキドキしやすいのでまだ最初でよかったです。2番手の方はここら辺で待っててと指示されていました。

検定開始

言い忘れていましたが、受付の時点で「本日の検定員」の教官が挨拶にきます。ピエール瀧に似ています。

すでに教習車のホイールローダーは出発地点に停められており、そこから周囲確認した後、乗り込みます。最初が肝心なので、わりと元気めに「周囲よし!」と発声するのが私の流儀です。おそらく検定の教官の感じ方もいいでしょう。

ドアを閉めドアのカギかけ(わりと忘れがちです)、シートベルトをつけます。ルームミラーの確認をするフリをして(調整済みで実際は動かす必要がないので)エンジン始動です。

バケットを上げ、だいたい50cmの感覚を頼りに上げます。そういえば技能講習の2回目以降注意もされなかったので、たぶん大丈夫なのでしょう。自信なさげな態度を見せるより普通に接します。ハンドブレーキを下げ、ギアを前進、ウインカーを出して直接後方目視で「周囲よし」サイドミラーで「発進よし」です。出だしで再確認して「さらによし」と言います。

と、ココまで細かく書いてきましたが、基本的なことをしているだけなので、ここからは省きますね。技能的なことや確認事項のポイントは上記の1~6時間目のところに記載してあります。

ガチガチに緊張、とまではいかないですが、やはり緊張はします。安全の口頭確認は身についているので、あとはコースを間違えないか、ぐらいが不安要素でした。聞けば教えてくれますし、実際講習時のように「この後遮へいですね」などの確認もしました。コースを間違えたら、間違えた箇所まで戻ってやり直し(減点はなし)らしいですが、不安なら聞いたほうが早いです。

交差点で安全的に、やや遠いけど、この車を見送ってから入ろうって時ありますよね。「検定中」のプレートを掲げているためか、こちらが優先ではないのにあちらの教官の厚意で止まってくれることもあります。雰囲気的に「お先にどうぞ」なので、ありがたくゆずってもらうこともありました。その時もちろん、傲慢さを見せないためにも教官に「行かせてもらいますね」と確認も取ります。

スタートから車線変更して交差点右折、遮へいを通って交差点左折して障害物。その後左折して車線変更して方向転換のポイントに入ったらバックして車庫入れ(?)。そこを抜けて停止線で一時停止、右折して踏み切り確認したらパーキング(ゴール地点)に入れて幅寄せして終了、というコースだったのですが、ミスもなく不安な点もなく終えることができました。

教官にお礼を言って交代し、2番手の方も見ている限り、問題なく終えることができました。

大型特殊免許の卒業検定合格 簡単でした

検定を終えてからしばらく待っててと指示があり、だいたい10分ほど後、教官が来て「二人とも合格です」と言われました。祝!合格!

その後、公安(免許更新センター)での手続きの説明を受けて、自分の行ける希望日を書いて「本日はおつかれさまでした」ということで終了となりました。あとで渡された書類の中に、といっても2枚の紙ですが公安での免許書き換えでは教習所によって週2回の指定日があり、「最短で○曜日になります」といった旨の紙がありました。教習所の初日に「了承しました」というサインをしていたらしくぜんぜん覚えてないのですが、全国の公安でもそういうシステムなのでしょう。

そういえば、普通免許の時にも公安に教習所の教官が一緒に来てなんらかやっていた記憶がうっすらとあります。私はてっきり検定後にそのまま公安に行ってその日のうちに「大特」の書かれた免許をもらえるのだと勘違いしていました。

写真を撮るだろうから、髪型をセットして張り切って検定に臨もうとしている方、免許の写真が後日です、ご注意を。

まとめ

大特の卒業検定についてお話してきました。私は教習所で技能講習を受けて検定をする方法を選びましたが、教習所で検定を通るのは簡単です。必要な技能講習をもう充分だろというくらい受けれますからね。

このように近いうちに公安に行って大特の免許取得となるわけですが、技能講習含め楽しかったです。私はトラクターなど農機を公道で走れるために大特を取りましたが、この先ホイールローダーに乗ることはほとんどないでしょう。大きな機械を動かすのはロボット感覚というか気分が高揚するものです。いい経験ができました。

この経験を通してこちらに記載しましたが、今後私と同じように大特の免許を取ろうとする方の参考になれば幸いです。
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